HTMLとはどんな言語か
HTMLとはマークアップ言語と言われる言語の一つです。マークアップとがコンテンツを作成する時、タグと呼ばれるマークでコンテンツの意味をもたらすことです。皆様が普段パソコンやスマホで見るインターネットのwebページの見た目部分も、このHTMLで作られていることが多いです。
<h1>見出し</1>
上のコードは見出しと言うコンテンツに<h1></h1>というタグで囲み、見出しの意味をもたらしております。タグとコンテンツを合わせて「要素」と呼びます。こうした要素がたくさん作られてwebページの見た目が作られます。タグには様々な種類があり、コンテンツに対応したタグで囲んでそれぞれのコンテンツに意味をもたらしますが、詳細は追々学習していきましょう。
また、「属性」と呼ばれるものがあり、オプションのような役割を担っています。各要素に共通で使用できる属性もあれば、特殊な要素にのみ使える属性があります。a要素を例にみてみましょう。
<a href="https://www.google.com/">Googleへのリンク</a>
a要素はハイパーリンクであり、上記の要素はGoogleへのリンクを意味しています。hrefは属性名であり、その値を属性値といいそれらが合わさり属性といいます。
HTMLの構造
HTMLは文書の冒頭で使用するHTMLの種類を宣言する部分の「DOCTYPE宣言」、その下に「html要素」があり、そのhtml要素の中に「head要素」と「body要素」があります。このページを右クリックしてページのソースを表示すると一番上にこのような記述があります。
<!DOCTYPE html>
これでHTML5を使いますよと宣言しています。HTML4やXHTMLの宣言もありますが、今回は割愛させていただきます。HTMLの規格によって書き方が定められているので、HTML5以外を使用する際は調べてDOCTYPE宣言を書きましょう。
<html class="wp-toolbar" lang="ja">
DOCTYPE宣言の下には上のようなhtml要素が書かれています。この要素でHTML文書全体を囲ってwebページを作成します。classは別記事で説明します。lang=”ja”のように、言語コードを記述するのがhtml要素の慣例になっているので、日本語のページを作る時はhtml要素で”ja”を指定してください。タグで囲むのが要素と説明しましたが、html要素も最後に</html>で終わっています。
<head>
html要素の中で最初に<head>タグが出てきていますね。こちらには、HTML文書の補足情報を記載していきます。文書のタイトルだったりキーワード、javascriptを読み込む指定など、色々な情報をここに書くわけです。
<body>
head要素の閉じタグの次にbodyが書かれています。このbody要素の中に、実際に表示されるページの見た目などを形成していきます。
この章のまとめ
- HTMLとはマークアップ言語の一つでwebページの見た目を作成するために使われるもの
- タグで囲む要素を用いて文書情報を作る
- DOCTYPE宣言から始まり、head要素とbody要素が入っているという基本構造となっている
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