変数とはデータを読み書きするための記憶域のことであるとwikipediaに書いていました。要はこの変数に名前を付けてその中にデータを入れて読み書きします。変数の使い方はプログラミング言語によって使い方は様々ですが、PHPの変数の使い方を勉強しましょう。
変数を定義する
PHPでは名前に$を付けるだけで変数となります。宣言もデータの種類の指定もいりません。
$name = taro;
$age = 18;
このように名前の前に$を付けて、= に続けて代入する値を記述します。PHPには変数の宣言はいらないので上記コードのように初期化するだけで定義することになります。
下のように値を変数から値を取り出すことを参照するといいます。
print $name;
output.phpを下記のように修正してみましょう。
<?php
$name = $_POST['name']
print $name;
print "、ようこそPHPの世界へ";
?>
変数に値を入れる処理を余分に入れただけのコードですが、こうして変数を参照し、ブラウザに表示させます。
変数の再定義
変数に値を入れるのは1回だけではありません。1度参照した後に別の値を入れることもあるのでその時は続けて値を入れることができます。その場合後から代入した値を参照することになります。
<?php
$name = taro;
$name = hanako;
print $name;
?>
上記のコードだとhanakoが表示されます。後から別の値を代入することを再定義といいます。
定数で値を固定する
再定義できる変数とは逆に、値を変更したくない場合定数というものを使います。定数は再定義できず、ずっと固定されています。定数の使い方は以下の通りです。
const TAX = 1.10;
初めにconstと付けることで定数になります。また、名前は全て大文字にして、変数と区別し分かりやすいようにします。大文字にするのはJavaとかでも同じルールの場合が多いです。
定数に新たに値を代入しようとするとエラーとなります。
変数の中身を表示する
変数の中身は文字列の中で変数を展開したい場合などは以下のようにダブルクォーテーションで囲むことで表示することができます。
$age = 20;
$age2 = "私の年齢は{$age}です。"; //私の年齢は20です。
このようにシングルクォーテーションですとそのまま変数名が表示されてしまいます。
$age = 20;
$age2 = '私の年齢は{$age}です。'; //私の年齢は{$age}です。
まとめ
- $の後に名前を記述すると変数になる。
- 変数にはデータ型の指定はしない。
- 2回以上同じ名前の変数に値を代入すると最後に代入した値を参照する。
- 定数は値が固定され再定義できない。
- 定数の名前は全て大文字で。
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