論理型(boolean)

正しいか間違っているかを判別する

論理型というのは真偽のどちらかの値しか持たないデータ型です。真は正しい、偽は間違いを表しており、実際は真がTRUE(true)で偽はFALSE(false)というキーワードで表現します。
例で言えば、$ageという変数が20以上かということを判定し、$ageが22ならば結果はtrueであれば処理を実行する。というような使用方法があります。ただしこういった条件だけでなく変数の値のみでfalseと判定されることもあります。その値とは以下の通り

  • $name == “”; といったような空の文字列
  • $weight == 0; または $ weight == 0.0;といったような整数の0,浮動小数点数の0.0
  • 空の配列
  • nullという未定義の値

比較の文だけでなく、この変数に値が入っていれば処理A,入っていない場合処理Bを行うといったふうに使えます。プログラムを組む中で自動的にfalseになる値もあるということを覚えておきましょう。

<?php
//trueであれば処理を実行する例
$age = 22;
if( $age >= 20) {    //$ageが20以上かを判定
    print"あなたは20歳以上です。"; //上の条件がtrue(20以上)なのでこの処理を行う。
}

//値が自動的にfalseと判定される例
$age = 0;
if($age){
    print $age;  //ここはtrueの場合処理されるので、ここでは飛ばされる
} else {  
    print "年齢を正しく入力してください。"; //$ageは0(false)なのでこの処理が行われる。
}

?>

true/falseを説明するためにif文を使用しましたが、今はこんなふうにtrue/falseが判定されて処理を行うか行わないかを決めているんだなという感じで覚えておいてください。今はtrue/falseとはどんな値かを頭にいれておくだけで大丈夫です。

まとめ

  • boolean(論理型)とは真偽(true/false)のどちらかしか値を持たない
  • $ageは20以上か、というような条件をもとにtrue/falseの値を持たせる
  • 自動的にfalseとみなされる値がある。

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