データベースとは

データベースを利用する

そもそもデータベースとは、簡単に言えばルールに沿って集められた情報の集まりです。
また、データベースを管理するシステムのことをDBMS(データベースマネジメントシステム)と呼びます。DBMSの処理は以下の通りです。

  • データを保存するためのデータベースを作成します。
  • データの追加や更新、削除を行います。
  • ユーザーの問い合わせでデータを検索します。

データベースの種類はいくつかありますが、多く使われるのがリレーショナルデータベースと階層型データベースです。階層型はスピードに特化しており、銀行のシステムに使われております。リレーショナルデータベースは最も多く使われているデータベースで、web上ではほぼリレーショナルデータベースがつかわれています。
リレーショナルデータベースを管理するシステムをRDBMSと呼ばれ、XAMPPに搭載されているデータベース管理システムもRDBMSで、MySQLというデータベース管理システムです。新しいXAMPPは中身はMariaDBとなっておりますが、MySQLが新しくなったもので今のところはほぼ同じと思っていただいて構いません。

RDBMSの構造を知る

RDBMSを利用したシステムは、クライアントプログラム、サーバープログラム、データベースの3つの部分で構成されています。

RDBMSはデータベースを管理するプログラムなので、サーバー側になります。そしてサーバー側にデータの処理を依頼するクライアント側のプログラムがあります。

クライアントプログラムでは、SQLというプログラムを用いて処理の要求を行い、サーバープログラムはその要求に応え、データベースの作成からデータの追加、保存、削除、検索などをデータベースで行い処理結果をクライアントへ返します。つまり、データベースを扱うにはSQLを覚えなければいけません。

次のページから実際にMySQLを用いてデータベースの扱いについて学習していきましょう。

RDBMSの種類

このサイトではMySQLを使用しますが、実際に仕事していく時など会社によって別のRDBMSを使用していることが多々あります。どんなものがあるかサラッと紹介しておきます。

製品概要
MySQLオープンソースのRDBMS。世界的に普及されている。
PostgreSQLオープンソースのRDBMS。こちらも多く使用されている。
Oracle DatabaseOracle社製。大規模なシステムのデータベースで多く使用されている。
SQL ServerMicrosoft社のRDBMS。主にwindows環境で、中〜規模のデータベースで多く使用されている。
DB2IBM社製RDBMS。IBM社のSystem i(AS/400)というビジネス・アプリケーション用サーバーなどに用いられている。

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