MySQLを利用する準備

データベースを利用する

MySQLを利用するに当たって必要な設定を行っていきます。

文字化け防止としてエンコード方式を指定

xamppディレクトリのetcディレクトリの中のmy.cnfを編集します。
windowsの人はxamppフォルダー内のmysqlのbinの中のmy.iniを編集だったと思います。(うろ覚えですみません)

[client]ブロックに以下を追記

default-character-set =utf8mb4

以下の文の頭に#がついていれば削除するなど必要に応じて編集

character-set-server=utf8mb4

[mysqld]のブロックに以下を追記

skip-character-set-client-handshake

[mysqldump]のブロックに以下を追記

default-character-set=utf8mb4

[mysql]のブロックに以下を追記

default-character-set=utf8mb4

MySQLを起動する

mac版XAMPP コントロールパネル
windows版XAMPPコントロールパネル

MySQLのコントロールパネルでstartを押して起動します。

データベース、テーブルを作成する

phpMyAdminというMySQLを操作できるGUIでデータベースやテーブルを作成していきます。
windowsの人はMysqlのAdminを押してください。Macの人はブラウザに直接入力して起動してください。http://localhost/phpmyadmin/

データベースを作成

早速データベースを作成します。名前はstoreとします。

データベースタブを開いてデータベースを作成するの下に作成するデータベースの名前を入力します。エンコード方式はutf8mb4_general_ciとしておきます。入力、選択できましたら作成をクリックします。

テーブルを作成

テーブルとはデータを登録するためのもので、1つのデータベースにいくつものテーブルを作成してそれぞれのテーブルに各データを保存し、使用します。
先ほどデータベースを作成したら下のような画面に遷移すると思います。

カラム数と書いてあり数字が書いてありますが、カラムとはテーブルに登録するデータ項目となり、例えば社員番号や名前、役職などといったカラムを作成します。そのカラム数をいくつにするかの決定をこの画面では行うのですが、データを実際に持たせるまでは簡単に追加削除できますのでそこまで慎重に決めなくても大丈夫です。ここではカラム数を3にして実行します。名前はitemで。

次に各カラムの設定を行います。

item_idにA_Iのチェックを付けます。AUTO_INCREMENTの設定で、チェックを付けていると自動で連番を取得して値を設定してくれる便利なやつです。

設定できましたら保存してテーブルを作成してください。これでデータを追加していくことができるようになりました。

PRIMARY KEY(主キー)の設定

PRIMARY KEY(主キー)は値の重複を禁止します。データベースを検索したりデータを並べ替えるときに複数の行に同じデータがあると正常に処理できないことがあります。商品コードやIDのように重複することを禁止することをユニークであると言います。

作成したテーブルを選択して構造タブを開くと下の画像のような一覧が表示されます。item_idは重複させたくないのでこれにPRIMARY KEYを設定します。

item_idの行の一番右のその他を開き、「主」をクリックすると設定できます。

PRIMARY KEYの特徴は以下の通りです

  • 値の重複を禁止する
  • 空データ(NULL)を禁止する
  • 1つの列だけに設定できる

SQL文で作成と設定を行う

ここまでGUIで操作してきましたが、実際はSQL文が使われています。
データベース作成からPRIMARY KEYの設定までSQL文では以下のようになります。

データベース作成

create database store;

テーブル作成

create table item(item_id int(4), name varchar(30), price varchar(30));

PRIMARY KEYの設定

alter table item add primary key (item_id);

SQL文はプログラムを組むときに使いますので学習していきましょう。

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