実際にデータを登録していきます。
phpMyAdminでも追加できますが、SQL文を覚えないとプログラムを使うときに困りますので基本的なSQL文は書けるようにしておきましょう。
INSERT文でデータを登録する
テーブルにデータを登録するにはINSERT文を使います。構文は以下の通りです。
INSERT INTO テーブル名 (カラム名1, カラム名2) VALUES (カラム1のデータ, カラム2のデータ);
全てのカラムに値を入れてデータを追加する場合はカラム名を省略することもできます。
INSERT INTO テーブル名 VALUES (カラム1のデータ, カラム2のデータ);
実際に追加してみましょう。itemテーブルを選択してSQLタブを開きます。SELECT *~~と書かれている箇所にINSERT文を書きます。下のINSERTボタンを押すと自動入力されます。

では、下のようにSQLを記述して実行してみましょう。1つデータができます。
INSERT INTO item (item_id, name, price) VALUES (1 , 'apple', 100);
試しにitem_idに値を指定せずにデータを追加してみます。
INSERT INTO item (name, price) VALUES ('bananas', 200);
追加したデータを見てみましょう。

bananasにはitem_idに値を指定せずにデータを追加したのに2という数値が入っていますね。これはitem_idにA_Iを設定したので、自動で連番を入れてくれました。連番を入れてくれるので、A_Iを設定したカラムには値を指定せずに済みます。
次に複数のレコードを同時にまとめて登録してみましょう。
INSERT INTO item (name, price) VALUES ('orange', 100),
('grape', 250),
('strawberry', 300);

表示タブを押して確認すると登録できていることが分かりましたね。item_idも連番で登録されています。
SQL文の基本的な書き方
以下SQL文を記述する上での書き方を列挙します。
- SELECTやINSERTなどの定められているキーワードは全て半角で入力
- 登録するデータは全角2バイト文字でも使える
- 定められているキーワードは小文字でも大文字でも構わない
- 単語と単語の間は半角スペースか改行で区切る
- SQL文の最後は「;」を付ける
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